セッションクラブスキースノーボードスクール
 信州菅平高原

安全を第一とした指導

スキー・スノボードの受傷原因は転倒と衝突です。
転倒は自身の技術程度に適しない斜面やスピードで滑走した時に発生します。
衝突も同様に自身の技術と状況により発生しますが、外部の滑走者のミスによる衝突も発生します。
転倒の原因を無くす為には技術に見合う斜面での練習が必要です。初心者は斜面や雪の状況判断ができずに転倒します。
中上級者は自身の技術を過信したり状況を見誤ることが原因となります。
衝突を回避する為には適切な斜面での練習とスピードを制御する練習が必須です。スピードを出す滑走者のいない斜面選びも大切です。
セッションクラブでは事故を無くすために講習中のみならず受講者自身で行う安全管理についての指導にも力を入れています。
転倒や衝突時の傷害を回避する為にヘルメットの着用と適切な用具の調整と使用を指導し推奨しています。

スキー初心者

一般的なスキー初心者の指導はスキーをハの字に開くプルークと呼ばれる滑り方から行います。
一方 パラレル指導法はまったく初めてスキーをする方からスキーを並行にした滑りを行います。
どちらの指導法も目標はパラレル回転になります。
パラレル回転を習得すると急斜面や多様な雪質の中での滑走ができるようになり一層楽しみが増します。
パラレル回転とプルークでの回転(プルークボーゲン)ではスキーのエッヂの使い方がまったく異なります。
図参照パラレル指導法ではスキーの角付けを最初から図2のようにして指導します。
このようなエッヂの使い方に大きな違いがあります。
プルークでの滑走に慣れてしまうとパラレル回転へのハードルが高くなりますので、
できるだけ早い段階でパラレル回転に移行することが望ましいです。

次にパラレル指導法とプルーク指導法の特徴について知っておいてください。

プルークによる指導法の特徴

スキーをハの字(プルーク)に開いての指導でこの姿勢での回転をプルークボーゲンと呼びます。
人がゆっくり歩く程度の速度で滑ることができスキーを開いて滑る為に安定館があり恐怖心から開放されます。
低速での滑走となる為幼児や中高年の身体能力に自信の無い方でも容易にプルークでの滑走を習得できます。
まったく初めてスキーをする方でも1~2レッスンで緩い斜面を滑られるようになります。
プルークでの指導においてはは習得のレベル差が出にくい為に大人数の指導にも適しています。
プルークでの回転ができるようになれば徐々にパラレル回転の指導に移ります。

[受講の対象]
概ね3歳以上 ~ 一般大人
あまり運動経験のない方や苦手な方
こわがりの方
緩い斜面を自由に安全に滑ることを目標にする方

パラレル指導法の特徴

人が速足で歩く程度の速度で滑る必要がありバランス感覚が要求されます。
受講生の体力や身体能力により上達スピードは著しく異なりますので大人数での受講には向いていません。
習得すると高速 急斜面 変化のある雪質 を滑ることができます。
まったく初めてスキーをする方、プルークで停滞の方、が早期にパラレルへの上達ができます。
まったく初めてスキーをする方でも2~4レッスンでパラレル回転で自由に滑られるようになります。
基礎的な動きを最初に習得してから回転の練習に入りますので最低2レッスン(50分×2)からの受講となります。

[受講の対象]
概ね小学1年生以上~一般大人
運動の経験があり平均以上の身体能力のある方
早期にパラレル回転を習得し多様な斜面にチャレンジしたい方

パラレル指導法はオリンピックスキー回転競技で日本唯一銀メダルを獲得した猪谷千春氏を指導した父猪谷六合雄氏が行ってきた指導法を現在の用具とゲレンデ状況に合わせて改善したものです。多くの競技スキーヤーは幼年期にこの指導法で学んでいます。

スキー中上級者

パラレル回転ができる方への指導です。
検定を受けたい、さまざまな斜面を自由に滑りたい、登山にスキーを利用したい 等 目的は様々です。
どんな目的においてもスキーの中心に乗って正しく滑走できることが大切な条件となります。
基礎的な滑走技術から各々の目的に合わせた技術を個人レッスンならではの方法で指導します。
中斜面(10~15°)を利用して基礎的な運動を習得します。
姿勢 脚の伸び縮 脚への過重 ストックのつき方等低速 中速 高速 と技術向上に合わせてより速いスピードで対応できる技術を習得します。
コブ斜面 固い斜面 急な斜面 新雪斜面 など多様な条件で滑走できる方法を1つ1つ指導します。

制限滑走での指導(競技コースでの指導)

旗門を使っての指導となります。
競技会への参加にも適しますが、技術上達の手段としても大きな効果があります。
制限されたコースを滑る為に素早い切替しと正確な連続回転の習得ができます。

[受講の対象]
中斜面でパラレル回転のできる方
競技会出場や技術検定を目指す方
ヘルメットの着用は必須となります。

スノーボード

指導方法(初心者)

スノーボード指導は横滑りを重要視してのレッスンです。その為転倒する確率は非常に少なくなります。
多少斜度のある斜面で、前後の横滑りを練習して慣れてきたらボードの前後をズラスことにより方向を変えることができるようになります。
その後は緩い斜面を利用して回転する練習になります。 必要に応じてコーチが手を添えますので安心して回転に導くことができます。
自己流でスノーボードを練習すると転倒回数が多くなりなかなか上達しません。まったく初めてボードをする方やなかなか回転ができなくて困っている方はぜひ個人レッスンの受講をお勧めします。
 こんなに簡単だと驚くことでしょう。

指導方法(中上級者)

中斜面(10~15°)での正確な回転ができるように指導します。
さらに上級を目指す方にはエッヂに乗った深回り回転を行います。
急斜面での指導は行わず中斜面での大回り小回りに重点を置きます。
※トリック ワンメイク レースの指導は行っておりません。